キャッシュフロー101ルール
キャッシュフロー101概要
サイコロを振って、出た目分コマを進めて、停止したマスに書かれている行動をします。
『すごろく』をイメージしてもらえればOKです。
ゲーム自体はラットレース(給料ももらっての生活を表したもの)とファーストトラック(お金持ちの生活を表したもの)の2部構成になっています。
キャッシュフローゲームを通じて、投資、会計、金融等の初歩が自然と身に付きます。
ゲームの目的
ラットレースの目的は、ファーストトラックへの移行であり、その条件は
(不労所得)>(総支出)
です。
つまり、働かなくても生活できる状態です。
ファーストトラックの目的は
自分の夢を叶える
ビジネスでキャッシュフローを$50,000増やす
のどちらかを達成する事です。
ゲームの進めかた
Banker(銀行役)とPlayer(プレイヤー)に分かれます。
プレイヤーは2~6人が妥当でしょう。(できるだけ多いほうが楽しいです)
職業カードをよく切り、Playerが1枚ずつ引きます。
そこに書かれている職業でゲームを進行していきます。
損益計算書、貸借対照表に職業カードの内容を書き写します。
書き終わったら、右隣のPlayerに監査(チェック)してもらってください。
チーズをファーストトラックの夢のマスに置いてください。
この夢をかなえる(購入する)ことがゲームの目標となります。
毎月のキャッシュフロー(総収入-総支出=毎月自由に使えるお金)と貯蓄の合計を銀行から受け取ってください。
これがスタート時の所持金です。
さて、サイコロを振ってゲームスタート!
ラットレース上の7種類のマスについて説明します。
Pay Check
給料日です。
このマスで止まるか、通過した場合は、大声で『ペイチェック』と叫びましょう!(嘘)
Bankerに受け取る金額(毎月のキャッシュフロー)を申請してください。
申請し忘れて、次のプレイヤーがサイコロを振った時点で、給料を受け取れなくなってしまうので注意してください。
Charity
慈善活動(寄付)です。
このマスに止まった場合、総収入の10%(1$の位は四捨五入)を寄付することで、以後3回サイコロを2つ振る権利を得られます。
寄付する、しないはPlayerの自由です。
サイコロを2個振るメリットとしては、給料日が早く来る、嫌なマスに止まる確立を減らすことができる等です。
サイコロを1個だけ振ってもかまいませんが権利を1回分失います。
Opportunity
投資機会です。
このマスに止まった場合、Small DealsかBig Dealsのどちらかのカードを1枚引いてください。
株、不動産、ビジネスなどを購入できる可能性があります。
Small Dealsは$5,000以下の取引です。
Big Dealsは$6,000以上の取引です。
投資する、しないはPlayerの自由です。
他のPlayerに権利を譲渡できるものや、他のPlayerに影響を及ぼすものもあります。
詳細はカードに記載されていますので、それに従ってください。
The Market
市場です。
このマスに止まった場合、The Marketのカードを1枚引いてください。
所有するビジネスや不動産を売却することができます。
他のPlayerに影響を及ぼすものもたくさんありますので、注意してください。
Doodads
無駄使いです。
このマスに止まった場合は、Doodadsのカードを1枚引いてください。
ちょっとした買い物や、大きな買い物、多種多様の無駄遣いが潜んでいます。
カードに記載されている金額を、銀行から借金してでも支払ってください。
Downsized
リストラです。
このマスに止まった場合、総支出の額を支払って、2回休みです。
仕事を失っても、生活費は必要というわけです。
Baby
子供が生まれました。
このマスで止まった場合は、子供の数を一人増やして、職業ごとに決められた養育費を総支出に足してください。
子供は最大3人までです。
ファーストトラックのマス
・Cashflow Day
止まるか通過した場合、銀行からCashflow収入を受け取ります。
・各種ビジネス
キャッシュフローを増やしたり、現金を増やしたりする事ができます。
・各種夢
金持ちの道楽です。
Doodadsと同じ色なのがミソ。
・離婚、訴訟
現金を全部、若しくは半分失います。
・Charity
寄付すると、ゲーム終了までサイコロを1~3個で好きな個数を振ることができます。
その他
・負債について
Playerはスタート時に必ず負債を背負っています。(住宅ローン、自動車ローンなど)
元本を返済する事により、対応する毎月の支払を軽減することができます。
・銀行ローンについて
Playerは、無担保で銀行からお金を借りる事ができます。
$1,000単位で上限はありません。
毎月10%の金利を支払う必要があります。